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人形・こけし 
<Doll and Kokeshi>

姫だるま

Hime Daruma

姫だるまは、家庭円満・商売繁盛を願っただるまで、その想いは松竹梅と菱形に込められています。家庭円満では、松竹梅の松がお父さん・梅がお母さん・竹が子どもを表しています。頭の金の菱形は、家庭の中で女性(母)が太陽のように笑って過ごせますようにという願いが込められています。背中の宝珠は厄除けを表し、宝珠を逆さすると女性の子宮を模しているため、子宝・子孫繁栄にもご利益があると言われています。
子どもが遊ぶと健やかに育ち、病人が飾ると起き上がるのが早くなると言われており、結婚祝いや出産祝いなどに贈られることが多いです。一般的な日本の「だるま」は張り子の人形で手足がなく、赤い衣装を着た僧侶の姿をしており、底を重くして、倒してもすぐ起き上がるように作られていますが,右図の「姫だるま」のように女性をモデルにしただるまは珍しいものです。

姫だるま (Hime Daruma) is a version of the traditional Daruma doll, often crafted to resemble a princess or noblewoman. The making process includes carefully shaping the doll, usually from wood or papier-mâché, followed by hand-painting delicate facial features and decorative attire, symbolizing beauty, elegance, and perseverance.

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